- アウトドアで使えるタフなマグカップが欲しい
- デスクでも使える保温/保冷力の高いマグカップが欲しい
- アウトドア用品関連のプレゼント選びで悩んでいる
- YETIのランブラーって実際どうなの?
高性能なクーラーボックスのメーカーであるYETIの飲料ボトルシリーズであるランブラー。
保温・保冷能力が高く、オフィスからアウトドアまで幅広い場所で活躍するだけでなく、デザインも良くプレゼントにもおすすめできるアイテムです。
今回の記事では、購入から3ヵ月以上愛用しているYETIの14ozマグカップを使い、ランブラーシリーズの魅力について解説。
特徴やメリットばかりでなく、使って分かったデメリットについても解説していきます。
レビューには14ozのマグカップを使用
レビューで使用するのは、見出しのとおり14オンスのマグカップモデル。
- サイズ:高さ9.53㎝×直径10.16㎝(持ち手込みで12.7㎝)
- 容量:414ml
- 重量:368.5g
またこのカップは国内の正規輸入品としては唯一標準で持ち手が付いているモデルとなります。
レビューするものには有りませんが、現行モデルは飲み口にスライド式のカバーが標準で取り付けられています。
※2021年9月現在、日本国内の正規輸入代理店はA&Fカントリーのみとなっています。
英語の公式ページによるともう一回り小さい10オンス(295ml)の持ち手付きモデルも販売されており、国内では正規輸入品では無いもののAmazonでも販売されているようです。
レビュー等を見ると、並行輸入品は業者によって偽物の混入なども報告されているようです。正規品以外を購入の際は十分にご注意ください。
保冷テスト
ただ口先だけで保冷力が高いと言うのは誰でもできるもの。
と言うことで、実際に氷と飲み物を入れた状態で3時間以上放置して実験してみました。
氷をカップの3分の1くらいまで入れ、
冷蔵庫から出した麦茶を8割くらいまで注いで、3時間ほど放置します。
デスクで実際に使っている状況に近づけるため、ゲームダウンロード中のPCの側面(排気口近く)に置いて実験します。
- 室温:26℃前後
- 氷の量:6個(大体3分の1くらい)
- 飲み物の量:約8割
- 放置時間:約3時間半
テスト中は外出、冷房の操作も一切していません。
3時間以上経ち外出から戻り、カップの状況を確認します。
カップのふちの部分にわずかに結露があるものの、他に結露している場所も無くコースターにも水が染みたような形跡はありません。
蓋を開けると、かなり溶けているもののまだ氷が残っており、飲み物もしっかり冷えたままになっていました。
ランブラーのメリット
ここからは、YETIのマグカップを使って分かったメリットを4つ紹介していきます。
保冷・保温能力が高く、結露しにくい
YETIのランブラーは真空層がかなり厚くなっており、保冷・保温能力も非常に高くなっています。
真夏に飲み物と氷数個を入れ、パソコンの排熱に晒しながら3時間ほど作業をしても中の氷はまだまだ残っており、飲み物の冷たさもしっかりとキープされています。
本格的な冬の使用はしていませんが、温かい飲み物も冷めにくく、長時間飲み物を楽しむことが出来ます。
またカップ表面に温度が伝わりにくいため、冷たい飲み物で結露したり、温かい飲み物を入れてカップが熱くなってしまうこともありません。
氷を入れてもたくさん飲める大容量
14ozマグは本体容量414mlとマグカップとしては大容量となっており、氷を入れたからと言って飲み物がすぐ無くなってしまうことがありません。
そもそもの保冷能力が高いため氷も少なくて済み、キンキンに冷やしても飲み物の量をしっかりと確保することができます。
キャンプでスープなどを入れる時も多めに入れることが出来るため、秋冬のキャンプで食事に使う時にも役立つでしょう。
ゴミを防ぎ、飲みやすくこぼれにくい蓋
カップに付属する蓋は保冷・保温能力を高めるのはもちろんながら、アウトドアにおいてはゴミが入るのを防ぐ目的でもかなり優秀。
しっかりゴミの侵入を防いでくれるため、焚き火を眺めながら飲み物を飲んでいて、気付いたらカップの中が灰だらけになっているなんてこともありません。
また蓋はかなりしっかりと取り付けることができるため、普通に使っていれば液漏れしてくるような事もありません。
パソコンや書類の近くなど、水気を嫌うものの近くでも安心して使うことが出来ます。
傷が付きにくい
表面のマットな塗装が特徴のランブラーですが、塗装の強度が高く通常の使用ではほとんど傷が付きません。
乾かすときに他の食器等と接触しても一切傷つかず、キレイな表面を保つことが出来ます。
必然的にハードな使い方になってしまうアウトドアでも、細かな傷を気にせずガンガン使う事が出来るでしょう。
ランブラーのデメリット
ここまでランブラーのメリットを紹介してきましたが、ここからは実際に使って感じたデメリットについても紹介していきます。
蓋の固さをデメリットとして挙げようかとも思っていたのですが、現行モデルは改善されているようでスムーズに蓋を取り外すことが出来ました。
アウトドア用としては重め
ランブラーはアウトドア用のマグカップとしては比較的大きく、重量も重め。
コンパクトにスタッキングすることも出来ないため、荷物の量や重さに影響されやすい登山・ツーリングキャンプにはあまり適していないかもしれません。
コンパクトさや軽さ重視であれば、スノーピークの真空マグは持ち手を折りたためて軽量なためおすすめです。
車のドリンクホルダーには収まらない
ランブラーシリーズは全体的に直径が大きく、車のドリンクホルダーに収めて使用できるモデルがありません。
最もスリムな20オンスのタンブラーも最下部が6.98㎝とかなり太く、かなり大きめなホルダーの付いた車種でないと使用できないかと思います。
ドライブでの使用を考えているかたは注意が必要でしょう。
ランブラーのラインナップと購入方法
現在国内で正規品として購入できるラインナップは以下の通り。
- 10oz ワイン
- 10oz ローボウル
- 14oz マグ
- 20oz タンブラー
- コルスター(缶保冷)
- 12oz ボトル
- 18oz チャグキャップボトル
- 26oz チャグキャップボトル
- ハーフガロンジャグ
- ワンガロンジャグ
これらのアイテムはA&Fカントリーの公式通販サイト、店頭でも取り扱いがあり、通販で在庫切れでも店頭販売であれば在庫がある場合が多いです。
また英語版公式サイトを見る限りでは他にもかなり多くのバリエーションが展開されており、正規品では無いもののAmazon等で購入できるものも存在します。
正規品の販売が待ち遠しいところではありますが、国内未発売品が欲しい方はAmazonをチェックすると見つかるかもしれません。
まとめ:仕事~アウトドア、プレゼントにもオススメ
YETIのランブラーシリーズと14ozマグカップについてまとめました。
タフな使用にも耐え、高い保冷・保温能力を持つYETIのランブラーシリーズ。
仕事やアウトドアはもちろん、プレゼントにもおすすめできる一品です。
カップとしては若干高価ではありますが、買ったことを後悔しないだけのクオリティと性能を持っていることは確かです。
優秀なYETIのランブラーを使って、様々な環境で落ち着くひと時を満喫してみてはいかがでしょうか?
この記事が少しでもお役に経てば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。