- ユニフレームのフィールドラックの使用感が知りたい
- フィールドラックの天板で悩んでいる
- 使い勝手の良いテーブルが欲しい
キャンプでの収納アイテムとして人気のギア、ユニフレームのフィールドラック。
ギアや荷物を置く棚として使うのはもちろん、テーブルとしても非常に優秀なアイテムです。
今回の記事では筆者がテーブルとして愛用しているユニフレームのフィールドラックについて紹介していきます。
大小いろいろなテーブルを使いましたが、結局これに落ち着きました。
もちろんメリットだけでなくデメリットもしっかり紹介していきます。
使い勝手の良いコンパクトなテーブルが欲しい方は是非ご覧ください!
サイズ・重量
ユニフレームのフィールドラックの基本的なスペックは以下の通りです。
- フィールドラックのスペック
- ・使用時サイズ:約60×35×23(高さ)㎝
・収納時サイズ:約60×35×1(厚さ)㎝
・材質:スチール・カチオンメッキ
・重量:約1.7㎏
・分散耐荷重:約30㎏
ちなみに表面処理のカチオンメッキ(カチオン電着塗装)は樹脂系の塗料を表面に付着させる処理であり、錆に対して高い耐性が得られます。
組立方法
フィールドラックの組立方法はめちゃくちゃ簡単。
少々力は必要ですが、脚のフックを2か所引っかけるだけなので慣れれば数十秒で設置できます。
脚を起こして、
中央の^形になっているツメを天板側の網に引っかけます。
爪を引っかけるのは写真の通り一番外側の網部分。しっかりツメを外側に引っ張って引っかけましょう。
慣れるまでは力の入れ方が難しいですが、しっかりツメを掛けないと転倒の可能性もあるので必ず外側の網にかけましょう。
脚の固定が出来たら好みの天板を乗せて使いましょう!
天板を乗せなくても、フィールドラック同士を複数重ねて棚替わりで使用することもできます。
シンプルだけど超実用的
一年以上フィールドラックを使っていますが、ソロでも邪魔にならないサイズ感、選べる天板などテーブルとしてもかなり実用性が高いアイテムでした。
ソロ用テーブルは小さすぎる…と感じる方には特にオススメです。
1人・2人の使用感
フィールドラックの天板面積は約60×35㎝ですが、実際にキャンプ道具を並べてみるとこんな感じになります。
1人で使ったときの様子としては、分離型のシングルバーナー、大きめのケトルやカップ、コッヘルなどかなり多くの物を並べることが出来ます。
面積に余裕があるので食事中のストレスもなく、テーブルとして非常に快適な使い心地でした。
冬のソロキャンプで鍋を調理している時の写真ですが、大きめなクッカーが多くても置き切れる余裕はかなり有難かったです。
2人で使用した様子はこんな感じ。
天板に60㎝の幅があるので、2脚キャンプチェアを並べても意外と窮屈さを感じずに使うことが出来ます。
ソロでの使用に比べれば当然テーブル上の余裕は無くなりますが、それでもバーナーとカップ麺、飲み物とその他小物類を載せるだけのスペースは有ります。
デイキャンプ・泊まりキャンプ共に2人での使用もしましたが、大きな鍋などを使わない限り十分事足りるサイズでした。
元々ソロ用のつもりで購入したので2人で使えるか多少不安でしたが、案外2人でも不便を感じない広さです。
天板は選べる4種類
フィールドラックをテーブルとして使う場合、別売りの天板が必要になります。
天板の材質は木製とステンレス製の2種類があり、両材質とも1面分の大きい天板のほかに天板半面分のハーフサイズもラインナップ。
またステンレス天板には小物掛けも付いているため、コッヘルなどの小物を吊るすこともできます。
ハーフサイズを組み合わせれば半分ずつ材質を変えることもできます。
ステンレス天板は先述の通り小物掛けが付いていたり、天板の上でバーナーを使っても問題ない耐熱性など高い実用性が魅力です。
表面がマットな仕上げになっているので傷もつきにくく、アウトドアでもガシガシ使うことが出来ます。
木製天板の魅力は何よりも雰囲気の良さ。
金属製で全体的に無骨なイメージのフィールドラックも、木製天板が有るだけで随分と柔らかく温かみのある雰囲気に変わります。
もちろん見た目だけではなく、表面はウレタン塗装が施されているため水や汚れにも強いので安心して使うことができます。
私は半分だけ木製にしましたが、バーナー等熱が気になるものはステンレス側、食器やスマホ、本などを置くのは木製側と使い分けられるのでオススメです。
メリット・デメリット
フィールドラックのスペックや使用感について紹介してきましたが、ここでは実際にフィールドラックを使ってきて感じたメリット・デメリットを完結にまとめていきます。
- フィールドラックのメリット
- ・収納サイズが薄い
・サイズ感が使いやすい
・天板が選べる
・複数同時に持ち運べる
まず初めに紹介したいフィールドラックの長所は、大きすぎず小さすぎないサイズ感。
収納サイズは約1㎝まで薄くなるため収納スペースにも困ることなく、ソロでも2人キャンプでも使いやすいサイズ感は実用性バツグンです。
ソロ用テーブルを使って狭さを感じたことのある方には間違いなく刺さるサイズだと思います。
また天板が選べることのメリットも大きく、ステンレス天板の耐久性・耐熱性の高さと木製天板の温かい雰囲気の両方を一台で楽しむことができます。
ステンレス天板はシングルバーナーやアルコールストーブ等、高温になるギアも安心して使えるので重宝します。
また後述のフィールドラック用キャリーバッグを使用すれば4台同時に運搬できるので、持ち運びや収納しやすさの面でも優れています。
- フィールドラックのデメリット
- ・重量がある
・もっとコンパクトなテーブルも多い
フィールドラックは強度が高い代わりに、同クラスのアウトドアテーブルに比べると重量や収納サイズの点で少々劣ってしまいます。
フィールドラックをテーブルとして使用する場合、アルミを多用する同クラスのテーブルに比べると重量がある点はデメリットと言えるでしょう。
元々ラックとして使うだけの強度を確保した製品であるため、少々重い分確かな強度と信頼性があります。
またアウトドアテーブルには天板が畳める物も多く、そういった物と比べると収納サイズは大きめ。
キャリーケースを使えば持ち運びは用意ですが、ツーリングキャンプなど荷物の大きさに制限がある場合はあまり適さないでしょう。
収納ケースは必須
フィールドラックには別途キャリーケースが発売されていて、ユニフレーム製のキャリーケースには最大で4台のフィールドラックを収納することができます。
収納ケースが有れば天板や複数のフィールドラックを一気に持ち運ぶことが出来るので、フィールドラックを購入したら是非同時に購入するのがオススメです。
純正キャリーケース以外に社外品のキャリーケースもあるため、好みのデザインが有ればそちらを選ぶのも良いでしょう。
私は下のCAMPING MOONのバッグを使用していますが、フィールドラック2~3枚くらい入りそうな容量でソロで使うには十分でした。
まとめ
棚や荷物置きとしてはもちろん、テーブルとしても実用性抜群なユニフレームのフィールドラック。
幅広い状況で使いやすいですが、以下のような方には特におすすめです。
- 耐熱性のあるテーブルが欲しい人
- ソロや少人数でのキャンプが多い人
- 広さに余裕のあるテーブルが欲しい人
- キャンプでの荷物置き場に困ったことがある人
ソロでも複数人でも、バーナー等で熱がかかる場所でも快適に使用できること間違い無し。
見た目は無骨でオシャレさは控えめですが、キャンプのテーブル、物の置き場に困った経験のある方はぜひオススメしたいアイテムです。
今回の記事が少しでもキャンプのテーブル・収納選びのお役に立てば幸いです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。