- 浜岡砂丘キャンプ場ってどんなところ?
- 初心者に優しいキャンプ場が良い!
- 海の近くでキャンプがしたい!
長野県内でのキャンプがメインだった筆者ですが、ふと「県外でキャンプしてみよう!」と思い立ち静岡県へ。
今回は海と砂丘がすぐそばにある、静岡県御前崎市のキャンプ場「浜岡砂丘キャンプ場」にお邪魔してきました。
設備も整っていていアクセス良好。初心者にも安心のキャンプ場でした。
キャンプ場の基本情報から設備やサイトの様子まで詳しく紹介していきます。
浜岡砂丘キャンプ場の基本情報
- 浜岡砂丘キャンプ場の基本情報
- 所在地 〒437-1612 静岡県御前崎市池新田9122-1
電話番号(予約) 0537-85-2418
HPアドレス https://nagomi-hamaokasakyu.com/camp/
チェックイン・チェックアウト時間 IN:AM11:00 OUT:AM10:00
サイトの種類 砂・土
サイト利用料金 大人1人:2,000円 中学生以下1人1,000円
設備等 水洗トイレ・コインシャワー・灰捨て場・電源(有料)・自販機あり・カフェスペース併設
キャンプ場内・設備紹介
浜岡砂丘へ向かう道の突き当り近くにある浜岡砂丘キャンプ場。
道なりに進んでいくと、左手にキャンプサイトが見えてきます。
奥に広い市営駐車場があるので、ひとまずそこに駐車してチェックインを済ませましょう。
管理棟・売店
市営駐車場に面したカフェでキャンプ場のチェックイン手続きが行えます。
カフェの外にはラインナップの充実した自販機があるので、キャンプの飲み物には困りません。
カフェ内の売店では地元で生産された調味料などが販売されており、そのほかに薪や炭など(要予約)を購入することも出来ます。
薪や炭は予約時に在庫の確認をしておきましょう。
もちろんカフェで食事を注文することも可能です。
テントサイトの様子
テントサイトは川を挟んだ両サイド。
どのサイトも駐車場が併設されているので、荷下ろしや撤収作業もスムーズに行えます。
サイトへアクセスするには川の横を通っていきますが、歩道の段差を超える必要があるため車高の低い車は注意しましょう。
車高が低い車は奥の市営駐車場に停めることも出来ます。
市営駐車場からサイトへは歩いて数十秒、遠いところで1分くらいです。
川の右手側(管理棟側)にはA~Fの6サイトがあり、A~Dは砂のサイト、EFは土サイトです。
川の左手側は表面が砂利の土サイトで、9×9m~15×9mの大小11サイトが並んでいます。
筆者は今回右手側のAサイトを利用させていただきました。
砂サイトはペグの刺さりも良く道具も汚れにくいので、設営から撤収までストレスなく行うことが出来ました。
また砂のサイトはかなり柔らかいため、ペグは長めのものがオススメです。
今回はゼインアーツのグラートステイク28㎝・エリッゼステーク28㎝のものを使用しました。
川の左手側のサイトは少し広く障害物も少ないため、大型の車やテントを使う場合は左手側のサイトの方が自由度が高いかもしれません。
水場・トイレ
管理棟裏にはトイレとコインシャワー、サイトに面した場所には水場が。
コインシャワーはトイレの裏に回った場所にあります。
今回シャワーは使っていませんが、トイレや水場もキレイで気持ちよく使うことが出来ました。
また男子トイレは管理棟側だけではなくサイト側にも1カ所あります。
水場には食器洗い用の洗剤だけでなく、手洗い用の石鹸も用意してありました。
石鹸の有るキャンプ場は少ないのでありがたいですね。
灰捨て場
サイト管理棟側の奥の方にはU字溝の灰捨て場が有ります。
燃えカス等を捨てる時は確実に鎮火させてから捨てましょう。
BBQ場・テントサウナもレンタル可
カフェの隣にはBBQ場もあり、4000円でバーベキュー道具を一式レンタルすることも可能です。
また最近流行りのテントサウナも6,000円でレンタル可能なようです。
レンタル希望の場合は事前に予約しておきましょう。
カフェのハンバーガーもオススメ
AM11:00と比較的早くチェックインが可能な浜岡砂丘キャンプ場。
せっかくなので昼食は隣のカフェで注文することにしました。
設営でおなかも空いていたので「夢咲100%Bigバーガー」とポテトのセットを注文。
ジューシーなパテでボリューム満点、ポテトもたっぷり有り美味しくて満足感も高いセットでした。
早めにチェックインした際には昼食としてハンバーガー、マジでおすすめです。
バーガー以外にもドーナツやスープなどもあるようです。
砂丘や海もすぐそば
砂丘や海まではキャンプサイトから徒歩5分以内の距離。
海岸では釣りを楽しんでいる方の姿も有りました。
冬の夜は星空観察も楽しめる
空気の澄んだ冬の夜は星空もキレイに見えます。
市街地の方角は少し明るいですが、海方面は光も無いため星が良く見えます。
サイトからでもキレイに星が見えるので、星空観察を楽しみたい方は木等が無い開けた場所に設営するのがオススメです。
撮影日は月も明るく星の見えにくい条件でしたが、それでも街中では見えない星までしっかり見えました。
恐る恐る真っ暗な砂丘まで行ってみましたが、星の見え具合はあまり変わらなかったです。
また普段長野県内でキャンプをしている筆者の視点にはなりますが、浜岡砂丘キャンプ場は標高の高い長野のキャンプ場に比べると気温が高く、12月にしてはかなり快適にキャンプを楽しめました。
今回お邪魔した12月初めのタイミングでも最低気温は10℃近くあったため「冬キャンプに挑戦したいけど少し不安…」と言う方も安心して楽しめるでしょう。
風は少し冷たいですが、暖房など本格的な冬装備を揃えなくても無理なく過ごせます。
夜間の寒さが心配な方には、今回のキャンプで使用したシュラフ「Snugpakソフティーエリート4」が長野の冬キャンプにも耐えられる温かさがありつつコスパも良いのでオススメです。
アクセス
車で浜岡砂丘キャンプ場へ向かう場合、東京方面からであれば東名高速牧之原ICから、名古屋方面からであれば同じく東名高速の菊川ICから下道で向かうのが最速ルート。
どちらもICから25分ほど下道を走るとキャンプ場に到着します。
今回私は静岡市方面から下道で向かいましたが、国道一号線は信号も少ないため高速を使う場合の到着予想時間とあまり変わらない時間で到着することが出来ました。
国道一号の流れが早いため、高速を使わなくても意外とスムーズに到着出来ました。
周辺マップ
浜岡砂丘キャンプ場は御前崎市の市街地からの距離も近く、買い出しもキャンプ場の近くで済ませることが出来ます。
スーパー・ホームセンター・飲食店など様々な店が揃っています。
ただし大きなアウトドアショップ等は近くに無く、最寄りの大型店は片道約45分のSWEN島田店になるのでギアや消耗品の忘れ物には注意しましょう。
キャンプ場周辺にある店舗などを簡単にまとめて紹介します。
まとめ
市街地からも近く設備も整った浜岡砂丘キャンプ場は初心者やファミリーでの使用にもピッタリ。
スマホの電波もしっかり入り、各サイトに車を横付け出来るので初心者でも安心かつ快適にキャンプを楽しむことが出来ます。
普段は山の中でばかりキャンプをしている私ですが、いつもと違う雰囲気の中存分に楽しむことができました。
御前崎市はマンガ「ゆるキャン△」の聖地としても有名なので、浜岡砂丘キャンプ場を基点に御前崎灯台など作中に登場したスポットをめぐるのも良いでしょう。
また冬季でも山間部に比べて気温が高いので、冬キャンプデビューにもピッタリです。
海の近くで気楽に楽しみたい方にはぜひともオススメしたいキャンプ場でした。