- コールマンのフォールディングチェアの座り心地は?
- フォールディングチェアの特徴が知りたい
- 扱いやすくて快適なチェアが欲しい
今回の記事ではタイトルの通り、コールマンのコンパクトフォールディングチェアについて細かくレビューしていきます。
カラーバリエーションも豊富で座り心地も絶妙なコンパクトフォールディングチェアは、初心者の初めてのチェアにもピッタリ。
色々なチェアを使って来た筆者の視点で、特徴やメリット・デメリットを解説していきます。
良いところばかりでなく今一つなポイントもしっかり紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。
快適なチェアを見つけて、キャンプをゆったり楽しみましょう!
基本スペック
コンパクトフォールディングチェアの基本的なスペックを紹介します。
- コンパクトフォールディングチェアのスペック
- 使用時サイズ(約):53×54.5×62(h)㎝
収納時サイズ(約):53×9×56(h)㎝
重量:約2.1㎏ ※
材質:ポリエステル/アルミニウム/天然木
座面幅:約47㎝
座面高:約28㎝
耐荷重:約80㎏
※:カラーによって2.2㎏と表記が有るものもあります。
コールマンのコンパクトフォールディングチェアには豊富なカラーバリエーションが有りますが、カラーについての詳細は後ほど紹介します。
座り心地の良さは文句なし
コールマンのコンパクトフォールディングチェアの座り心地は特出した特徴こそないものの、色々なシチュエーションで快適に過ごせる絶妙なバランスに仕上がっています。
これまでに色々なタイプのチェアを使ってきましたが、現状コレで落ち着いています。
適度な張りのある生地
座面と背もたれの生地は丁度いい具合の張りが有り、しっかりしつつも快適に体を支えてくれます。
座面がしっかりと安定しているため食事もしやすく、それでいて適度にクッション性が有るのでシチュエーションを選ばず快適に過ごすことが出来ます。
背もたれは少し低めなチェアですが、生地がしっかりしているからかあまり気になりません。
頭部までの背もたれが欲しい場合、フォールディングチェアワイドであれば背もたれがハイバックになっているのでおすすめです。
ひじ掛け付きで立ち上がりやすい
立ち座りが少し大変になってしまいがちなローチェアですが、コンパクトフォールディングチェアはしっかりしたひじ掛けが有るので立ち上がる時も楽々。
頻繁に立ったり座ったりを繰り返すキャンプでは、ひじ掛けが有るだけでも随分と快適になります。
これまであまりひじ掛けは重視していませんでしたが、実際使ってみるとかなり楽に感じました。
もちろん座っている時の快適さにも一役買っています。
低すぎず高すぎずベストな座面高
コンパクトフォールディングチェアは食事はもちろん、焚き火を眺めたり読書をしたり、ただただのんびりくつろぐにもピッタリな高さ。
低すぎず高すぎず、ローチェア特有のアウトドア感と快適さを両立しています。
コンパクトなテントの前室やキャノピー下でも座れるので、ソロキャンプにも最適です。
コールマンのツーリングドームの前室下で使うとめちゃくちゃ快適です。
剛性が高くて安定感がある
本体はかなり剛性が高く、体重65㎏の筆者が座っても歪みや軋みは全く気になりません。
体を動かしても椅子が歪むような感触も無く、安定感や安心感は高いです。
地面とチェアの脚の接触面積も広いため、柔らかい地面や砂利でもチェアの脚が埋まることなく安定して使うことが出来ます。
4本足チェアは柔らかい場所で使うと足が沈んで転ぶんですよね…(笑)
座り心地以外にもメリット多数
座り心地が優秀なコールンマンのコンパクトフォールディングチェアですが、ここからは座り心地以外の良いところを紹介していきます。
設営・撤収が一瞬で終わる
アウトドアチェアは多くが簡単設営を売りにしていますが、コンパクトフォールディングチェアは特に設営が簡単。
パイプ椅子のように開閉するだけで設営・撤収が完了するので、面倒な組立も無く3秒以内に設置が完了します。
コツなども必要なく、力も要らないのでかなり楽に使えます。
折りたたむと意外とコンパクト
数値としての折り畳み寸法は決して小さくないですが、実際に畳んでみると意外とコンパクトで狭い場所にも収納が可能。
板状に薄くなるため、部屋では家具と壁のすき間などの狭い場所にも収納でき、車に積み込んでも案外場所を取りません。
ヘリノックス等に比べると流石に大きいですが、車での移動であれば全く気にならないサイズです。
カラーバリエーション豊富
コールマンのコンパクトフォールディングチェアは多数のカラーバリエーションがあるのも魅力。
現在カタログにラインナップされている5色以外にも、ショップコラボレーションの限定色など様々なカラーを楽しめます。
22年5月時点で筆者が確認できたカラーは以下の通りです。
- カラーリスト
- ・オリーブ
・グレー
・レッド
・ブラック
・サンド
・ネイビー
・デニム
・アーバンリサーチコラボ(コヨーテ)
・ビームスコラボ(オレンジ/ブラックの2色)
・アルペンアウトドアーズ(ダルゴールド)
確認できるだけで11色ものカラーバリエーションがあり、カラーによっては生地の色以外にフレームやひじ掛けの色も変わるものも有ります。
ちなみに現在は販売されていませんが、以前はAmazon限定のイエロー・スカイ・ネイビーストライプ等の色も販売されていました。
フォールディングチェアの弱点
使い勝手やコスパに優れたフォールディングチェアですが、いくつか気になる弱点も。
焚き火の火の粉には要注意
焚き火を楽しむのに丁度いい高さのコンパクトフォールディングチェアですが、ポリエステル製の生地は火の粉には弱いので注意が必要。
万が一火の粉がチェアの生地に付くと穴が開いてしまう可能性も有ります。
とは言え生地の大半は体で隠れるため、普通の距離で使う分には意外と大丈夫でした。
防炎素材を使ったファイアープレイスフォールディングチェアも有るので、そちらであればより安心して焚き火を楽しめます。
本格的にくつろぐには物足りない
食事もしやすく快適な座り心地のチェアではありますが、昼寝をするなど本格的にくつろぐには今一歩物足りなさを感じる部分も。
座り心地が悪いと言う意味ではなく、背もたれの高さや幅、座面の倒れ方が足りず、快適な昼寝の姿勢で座ることはできません。
立ち上がりやすさや食事の楽さを残しつつハイバックでくつろげるフォールディングチェアのワイドモデルか、座面は高くなりますがレイチェアの使用もおすすめです。
一応生地の張り替えも可能
カスタムや補修の際、張替キットや好みの生地を縫い合わせてシートの張替えをすることも可能。
実際ネットで検索すると、様々な張替キットの情報がヒットします。
きちんとしたミシンが有れば自作も出来そうです。
ただし張り替えにはドリルによる分解や、分解の時に破壊した部品の交換などが必要なので、カスタムの際は自己責任で進めましょう。
メリット・デメリット要約
- コンパクトフォールディングチェアのメリット
- ・座り心地が良好
・ひじ掛け付きで立ちやすい
・カラーバリエーション豊富
・頑丈で安定感もバツグン
・価格も意外と安くコスパが良い
コンパクトフォールディングチェアの一番のメリットは、何よりも座り心地が良い事。
食事も楽で程よくくつろげるので、幅広いシチュエーションで快適に過ごすことが出来ます。
カラーバリエーションも豊富なので、他のキャンプギアと色味を合わせて楽しむのもおすすめ。
実売価格も5,000円前後と比較的安く、コスパの良いチェアと言えるでしょう。
- コンパクトフォールディングチェアのデメリット
- ・収納サイズが平べったい
・重量はそこそこある
・昼寝など本格的にくつろぐには向かない
収納サイズは小さくなる物の、板状なので使い方や収納場所を選ぶ場面もあります。
重量も2㎏超えで超軽量というわけでは無いため、バイクでのツーリングキャンプや公共交通機関での移動には不向きです。
また本格的にリラックスするには少し背もたれが低く、昼寝などの使い方にはあまり適していません。
しっかりくつろぎたい方は、ハイバックチェアの方が快適に使うことが出来るでしょう。
まとめ
コールマンのコンパクトフォールディングチェアをレビューしました。
カラーも豊富で座り心地も良いコスパの高いチェアなので、キャンプ初心者やソロキャンプでの使用にもおすすめです。
私も色々なチェアを使ってきましたが、このチェアが現状一番落ち着いています。
板状の収納サイズが問題にならない方には、かなり使いやすいチェアになるでしょう。
焚き火をゆっくり楽しんだり、ソロキャンプなどコンパクトなテントに合わせて使うには特にピッタリ。
カラーも豊富なフォールディングチェアを使って、快適なアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか?
この記事が少しでもチェア選びのお役に立てば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。