- キャンプ始める金額っていくら位かかるの?
- キャンプ道具は何を揃えればいいの?
- 最低限キャンプを楽しむのにかかる金額は?
キャンプデビューと言うと、めちゃくちゃお金がかかりそうなイメージもあるかもしれません。
しかし実際は安価ながら高品質なキャンプギアも多く、メーカー等にこだわらなければ意外と手ごろな金額からキャンプデビューすることができます。
今回の記事ではソロ~少人数キャンプを想定し、おすすめのキャンプギアと合計金額についてまとめていきます。
これから迎えるキャンプシーズン、コスパの良いキャンプギアで手ごろにキャンプを楽しみましょう!
https://www.gman-natsuyasumi.com/entry/beginner-camp-gear
この記事では少人数キャンプを想定
結果から発表すると、今回紹介するキャンプギアの合計金額は税込み71,734円となりました。
- 1~2人位でのキャンプ
- 春~秋の比較的暖かい時期のキャンプ
- 高級品は使わないが、快適性を損なう程の妥協しない
- キャンプギアだけで計算。消耗品や家にあるもの(枕・食器など)は含まない
今回の記事では友人やカップル、夫婦など2人でのキャンプを想定し、品質や機能に妥協しないギアを紹介していきます。
季節としては比較的暖かく過ごしやすい5月末~9月末くらいを想定。
キャンプギア(特に寝袋)もその季節に対応したものを紹介します。
※参考にする価格は全て2021年6月1日時点のもので、メーカー公式サイト・Amazonでの価格を参考にしています。
テント・グランドシート編 23,099円
キャンプギアの中でもかなり重要な役割を持ったテント。
初心者に断然おすすめなのは、定番ではありますがコールマンのツーリングドームです。
簡単設営、低価格、しっかりした耐水性能に加えて広めの前室も備えており、全体的に高いレベルでまとまった良テントです。
ツーリングドームには2つのサイズがあり、ソロキャンプ向きなST、少し大きくなり2人でのキャンプでも使えるLXの2種類がラインナップされています。
メーカー公式ではSTも2人まで使用可能と書いてあるもののかなり狭くなってしまうため、2人での使用も考慮するのであれば大きい方のLX(税込み19,800円)がおすすめです。
またテントを設営する時はテント下に敷くグランドシートも必須!
コチラは必ずしもメーカー純正品を使用する必要は無く、安価な汎用グランドシートで代用も可能です。
グランドシートに関しては別記事で詳しく解説しているので、よければこちらもご覧ください↓
テントの寿命を延ばすグランドシート、必要性から代用案まで解説
また少し価格は上がりますが、コールマンのエクスカーションティピーは室内も広く設営も簡単なのでゆったりと過ごしたい初心者にもおすすめです。
他にもオススメのテントを紹介しているのでこちらもぜひご覧ください!
寝袋・マット編 1人当たり6,478円
春~秋の10℃以上の環境でキャンプをする場合、寝袋もその気温に適したものを選びましょう。
個人の体感や服装などでも変わってくるため一概には言えませんが、夏だけでなく春や秋も使用する場合は使用温度目安10℃前後の寝袋を選ぶのがおすすめです。
ロゴスの丸洗い寝袋であればデザインもオシャレなものが多く、丸洗いも可能で使用可能温度も幅広くラインナップされています。
使用可能温度10℃のものはAmazonで4378円(税込み)で販売されています。
寝袋を使用する際に必要になるマットはキャプテンスタッグのEVAフォームマット(税込み2100円、Amazon)がおすすめ!
安価ながらクッション性・断熱性も高くかなりコスパが良いマットで、初心者が最初に購入するマットにもベストです!
テーブル・チェア編 テーブル3,480円、チェア1人当たり2,599円
ソロでも使えて2人でも十分なサイズのテーブルが欲しい場合、コールマンのナチュラルモザイクミニテーブル(税込み3480円)がおすすめ。
折り畳み式ながらしっかりとした強度もあり、食事からキャンプチェア横のサイドテーブルまで幅広く活用することができます。
キャンプチェアは様々な種類があり迷うところではありますが、初心者にぜひおすすめしたいのがチェアワンタイプのキャンプチェア。
体を包み込むような座り心地と収納時のコンパクトさ・軽量さが魅力のチェアとなっており、ゆったりと腰かけてキャンプの雰囲気を存分に味わうことが出来ます。
座面が低いためローテーブルとの相性も良く、先ほど紹介したコールマンのテーブルとの相性も抜群です。
本家ヘリノックスのチェアワンは高価なため、初めての一脚であれば後発メーカーのものでも問題無いでしょう。
desert foxのチェア(税込み2,599円~)であれば価格も安く、豊富なカラーバリエーションから好みのものを選ぶことができます。
ランタン・ポール編 10,031円
初めてのランタンとしておすすめなのがコールマンのクアッドマルチパネルランタン(税込み7,587円:Amazon)です。
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LEDで操作も簡単で火も使わず安全、メインランタンとしても十分な明るさが有ります。
更に4面に取り付けられたパネルはそれぞれ取り外して使うことも出来るため、テント内での照明や、夜のキャンプ場を歩く際の懐中電灯代わりとしても役立ちます。
LEDランタンとしては少し高価な部類にはなりますが、その分他の照明器具を買いそろえる必要が無くなるためコストパフォーマンスはかなり高いです。
ランタンのレビューも書いているので、よければこちらもご覧ください。
【安全・高性能】クアッドマルチパネルランタン徹底レビュー 1台目にもおすすめなLEDランタン
ランタンを使用する時はランタンを吊り下げるランタンポールも重要!
必ずしも必要では有りませんが、ランタンポールを使うと机にランタンを置くよりも光源を高くすることができ、より広範囲を明るく照らすことができます。
キャプテンスタッグのランタンポール(税込み2,444円:Amazon)が価格も安く、ペグも付属して安定感も高くおすすめです。
調理器具編 16,971円
キャンプの調理というと、飯盒での炊飯やバーベキュー、簡単なものではお湯を沸かしてインスタントラーメンというのもおすすめです。
それらの調理を楽しむ為には飯盒、ガスバーナー、焚き火台等の道具が必要になります。
お湯を沸かす道具としてはアウトドア用ケトルが有りますが、コッヘルでも十分にお湯を沸かすことができます。
手軽にアウトドアでの炊飯を楽しみたい場合、メスティンを使用するのが断然おすすめです。
日本の山善製のメスティン(税込み1,791円)であればバリ取り等の手間をかけずに使用することができます。
湯沸かしや簡単な焼き物調理、ちょっとした煮込み料理を作るにはコッヘルが便利です。
私はキャンプデビューして以来、SOTOのアルミクッカーセット(税込み2,750円)を愛用しています。
これらの調理に必要になるガスバーナーですが、湯沸かしや炊飯くらいの用途であればSOTOのアミカス(税込み5,280円)がおすすめ。
比較的価格も安く、収納時もコンパクトで安定した火力を発揮してくれます。
キャンプの醍醐味でもあるバーベキューを楽しむ為には焚き火台が必要になりますが、2人位までのバーベキューであればUCOのフラットパック(税込み7,150円)がおすすめです。
畳んだノートパソコン並みにコンパクトに収納することができ、調理面積も2人くらいでのバーベキューに丁度いい広さがあります。
ソロキャンプにもオススメ!高コスパなUCOの焚き火台レビュー
最大30,000円以上削減!もっと価格を抑えたい場合
いくら良いものとは言え「もう少し安くキャンプデビューしたい…」と思った方もいるでしょう。
そんな方に向けて、キャンプギアへの初期投資を抑えるポイントをいくつか紹介します。
これらのポイントをいくつかだけでも押さえて行けば50,000円前後の初期費用でもキャンプデビューが可能ですよ!
照明を節約する
キャンプギアへの初期投資を抑える中で、低価格なギアを選んでも比較的影響が少ないのが照明器具。
今回紹介したコールマンのランタンが便利でおすすめなのはモチロンですが、他社の安価なLEDランタンや、最近では100円ショップのLEDランタンですら侮れない性能を発揮しています。
明るさ重視の方はGENTOSのLEDランタンEX-109D(税込み3,480円)を選べば低価格ながらマルチパネルランタン以上の明るさで快適に過ごすことができます。
価格重視の方には100円ショップのダイソーで550円(税込み)で販売されているLEDランタンがおすすめ。
明るさの面では流石に他に劣りますが、1,000円以下という低価格ながら夜のキャンプ場でゆったり過ごすには十分な明るさがあります。
家にある物で代用する
家で普段使っているものを代用することでも、キャンプへの初期投資を抑えることが可能です。
調理用のガス機器や調理器具は家庭で使っているフライパンやカセットコンロ等で代用可能ですし、テントのグランドシートはレジャーシートやビニールシート等で代用することができます。
食器などもキャンプ用品で揃えたくなる気持ちは分かりますが、家にあるものをうまく活用するだけでもキャンプの敷居をグッと下げることが出来るでしょう。
食事に関してはレトルト食品等を上手に活用すると、必要になる調理器具も少なくなるため結果的に初期投資を押さえることができます。
バンガロー泊する
バンガローへの宿泊は初期投資を抑えるだけでなく、慣れないことの多い初めてのキャンプを快適に過ごせるという意味でも初心者におすすめ。
バンガローは5,000円前後から借りられる場合が多く、テント購入費用と比較すれば約四分の一程度の出費で済むことになります。
価格が安いだけでなく雨や防寒対策、荷物の置き場など様々な面で安心して過ごせるメリットも有るので、キャンプに不安があるうちはバンガローやコテージ等を借りるのも良いでしょう。
まとめ
キャンプデビューの予算に関してまとめました。
改めてまとめると、今回紹介したギアの合計額は税込み71,734円となりました。
しかしこれはあまり妥協せずにギアを選んだ金額であり、妥協できると感じる点を節約していけば50,000円前後で2人分のキャンプ道具を揃えることも可能です。
初めは最低限のギアを集めつつ、何度かキャンプに行って自分の理想のキャンプスタイルを見つけていくと良いでしょう。
一歩ずつ自分好みのスタイルを確立し、楽しいキャンプライフを過ごしていきましょう!
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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