- メスティンでご飯を炊くには何が必要?
- メスティンで炊飯する方法が分からない…
- メスティンではどんな料理が作れるの?
難しそうなイメージのキャンプでの炊飯ですが、万能クッカーであるメスティンを使えば実は意外と簡単!
メスティンに研いだお米と水を入れ、固形燃料が燃え尽きるまで加熱するだけで簡単に1合のご飯を炊くことができます。
今回の記事ではまず初めにメスティンでの炊飯に必要な道具の紹介、次に炊飯の方法を解説、最後に炊飯以外のメスティンを使ったレシピを紹介していきます。
この記事を読めば、キャンプでも美味しいご飯を簡単に炊けるようになりますよ!
メスティン炊飯に必要な道具
今回の記事では固形燃料を使った炊飯方法を紹介していくため、その中で必要になる道具を紹介します。
もちろん固形燃料ではなく、キャンプ用ガスバーナーを使った炊飯も可能です。
初心者におすすめなガスバーナーについてはコチラをご覧ください。
メスティン
最近は様々なメーカーから販売されている角型クッカーのメスティン。
今回はメスティンの本家トランギア製の、通常サイズのものを使用します。
基本的にはどのメーカーのメスティンでも同じように使えますが、それぞれ少しずつ炊き上がり具合が異なるため何度か炊飯してベストな水の量を見つけておくのがおすすめです。
最近本家トランギアメスティンは価格が高騰しているため、他社製のものもおすすめです。
ニトリメスティンとも呼ばれる山善のメスティンもレビューしているので合わせてご覧ください。
本家は売り切れ?国内メーカー発の高品質なメスティンがオススメ!【山善 MESS-1レビュー】
また新品のメスティンはシーズニングが必要です。
シーズニング方法もまとめているので、ぜひコチラもご覧ください。
コーティングのかかっていない物であれば、基本的にどのメスティンもシーズニング方法は同じです。
メーカー公式の方法でメスティンをシーズニング【山善 MESS-1】
ポケットストーブ等
固形燃料を燃焼させるための台となるポケットストーブです。
エスビットタイプのものがコンパクトで扱いも簡単なのでおすすめです。
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またエスビットタイプのストーブ以外にも、SOTOのミニ焚き火台テトラもおすすめ。
何度も使ってきた実感として、SOTOのミニ焚き火台の方は四方を囲う形状のためか風に強い印象です。
火力が安定している分寒い中でもしっかり沸騰し、ご飯がベチャっとせず美味しく炊きあがるように思います。
組立が多少面倒ではありますが、固めのご飯が好きな方には特におすすめです。
固形燃料
炊飯中の熱源となる固形燃料も必ず用意しておきましょう。
Amazon等の通販のほか、ホームセンターや100円ショップでも手に入れることができます。
1合炊きの場合、最低でも25g以上の固形燃料が必要になります。
個人的には密閉容器に入っているタイプの固形燃料がおすすめ。
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個包装でない物の場合開封してから時間が経つとどんどん痩せていってしまい、燃焼時間が短くなってしまうので注意が必要です。
風防
屋外での炊飯で意外と重要なのが、炎を風から守る風防です。
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風防が無いと風で煽られて火力が安定せず、メスティンをしっかりと加熱できなくなってしまいます。
炊飯以外の調理でも何かと役立つものなので、失敗を防ぐためにも用意しておくのがおすすめです。
1合での炊飯手順
誰でも簡単に炊飯できる方法を写真付きで解説していきます。
- 水を吸わせる時間を逆算して準備を始める
- 風の影響を受けないよう、風防などで風対策をする
米研ぎをして水を入れる
1合の米を研いでメスティンに入れ、そこに水を入れていきます。
1合に対して水200mlが適量と言われますが、メスティンの場合は本体のリベット(ハンドルとの接合金具)を目安に水を入れればOKです。
水をリベット中央付近まで入れ、そのまま30分~1時間ほど米に水を吸わせていきます。
2回目以降の炊飯では好みに合わせて水の量を調整していきましょう。
固形燃料に火をつける
ポケットストーブに固形燃料をセットして点火していきます。
ライター・マッチなどなんでも簡単に火が付きますが、私はSOTOのマイクロトーチを使用しました。
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ライターと違い下向きに火を噴けるため便利です。
※必ず近くに燃えやすい物が無い状況で行いましょう
今回使用したようなカップに入ったタイプの固形燃料を使用する際、点火してすぐにメスティンを置くと空気の入りが悪くなり火が消えてしまう場合があります。
数秒待ってからメスティンをセットし、メスティンを置いた後も火が消えていないか確認しておきましょう。
屋外での炊飯の場合、風上側に風防を設置しておくのも重要です。
固形燃料が燃え尽きるまで待つ
メスティンをセットしたら、あとは固形燃料が燃え尽きるまで待つだけです。
10分しないうちに中の水が沸騰して吹きこぼれ、火が消える少し前の段階でチリチリと音がしてきたら加熱は大成功です。
火が消えたらメスティンを降ろしてタオルを巻いて保温、そのままひっくり返して10分ほど蒸らしていきましょう。
蒸らしが終われば完成です!
- まずは強火で吹きこぼれるまで加熱
- 吹きこぼれたら弱火で12~15分待つ
- チリチリと音がしたら火を止める
- 10分ほど蒸らす
上記はガスバーナーなどで加熱する時の火加減の目安ですが、固形燃料であれば自然とこの火加減で燃えてくれます。
屋外での炊飯で吹きこぼれてこない場合、風の影響を受けすぎて水が沸騰していない可能性があります。
万が一まったく沸騰せずに終わってしまった場合は固形燃料をもう一つ使ったり、ガスバーナーなどで再加熱しましょう。
オムライス等ほかのレシピも可能
簡単にご飯が炊けるメスティンでは、白米だけでなく炊き込みご飯なども簡単に作ることができます。
あまりキャンプ飯らしくないメニューではありますが、こういった料理を簡単に作れるのもメスティンの魅力です。
またメスティンは飯盒としてのイメージが強いクッカーではありますが、焼く・煮る・蒸すなど様々な調理が可能な万能クッカーでもあります。
親子丼などの丼ものからポトフなどの汁ものや鍋もの、アヒージョや燻製までつくることができます。
これらのレシピはレシピ本のメスティンレシピに掲載されているので、興味のある方はぜひご覧ください。
AmazonのKindle Unlimitedの読み放題にも含まれているため、こちらもおすすめです。
まとめ
固形燃料を使ったメスティンでの炊飯方法についてまとめました。
- メスティン本体、小型ストーブ、固形燃料だけで炊飯が可能
- 米1合、水はリベットまで入れ、火が消えるまで加熱するだけで炊飯可能
- 白米だけでなく丼もの、鍋物、燻製まで調理可能
肉料理など何かと味の濃いメニューが多くなりがちなキャンプ、白米が欲しくなることも多いです。
メスティンと固形燃料、小型ストーブを用意しておけば、キャンプ場でも簡単に炊きたてご飯を食べることができますよ!
最近はメスティンもかなり手に入りやすくなっているので、ぜひ一度お試しください。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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