レンズの曇りでヘッドライトが暗い…
手軽に車の古臭さを無くす方法が知りたい!
この記事ではこんな悩みを解決していきます。
長年乗った車徐々にとヘッドライトが黄ばんできて、どうしても古く見えてしまいますよね。
今回記事で紹介する方法を12年以上乗っている車に試したところ、10年以上という年数を感じさせない程のヘッドライトのキレイさを取り戻すことが出来ました。
記事の前半では、今回使用した「ピカール」の解説を。
記事の後半では施工前後の比較と、施工の手順までを解説していきます。
この記事を読めば、ローコストな手入れで愛車のキレイさを維持することが出来ますよ!
黄ばみの正体はレンズ表面の劣化
車のヘッドライトが黄ばんだり、曇ってくる原因は大きく3つあります。
- 日光の紫外線による劣化
- ヘッドライトバルブが発する熱による劣化
- 走行中に付くキズ・汚れ
車のヘッドライトのレンズは基本的にポリカーボネートという樹脂が材料になっています。
ポリカーボネートは強度が高く割れにくい反面、表面硬度ではガラスに劣り傷が付きやすい欠点があります。
またガラスと違って紫外線によって劣化していくのもポリカーボネートの特徴です。
こういった特徴を持つポリカーボネートを材料としているヘッドライトのレンズは、走行中の飛び石や太陽光などで徐々に劣化が進行
年数が経つにつれて、だんだんと黄ばんでいってしまいます。
使うのは研磨剤のピカール
今回の施工で使用するのは、金属磨きの研磨剤として知名度が高いピカール。
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布などに付けて磨く事で、ドアノブなどの金属製品を簡単に磨き上げることが出来ます。
パッケージには「金属磨き」の表記が有りますが、実はピカールは樹脂磨きにも使用可能。
ヘッドライトのレンズ磨きにも効果を発揮し、Amazonのレビューにもヘッドライトに使用した方のレビューが多く掲載されています。
施工前後の比較
施工前と施工後を比較した写真がこちら
別の角度からも比較
全体的にレンズの曇りや黄ばみが消えて、レンズの透明度も増しているのが分かります。
施工前の状態では、レンズ表面を触るとざらざらしているのが分かるほどでした。
しかし施工後は手触りもつるつるに。
それだけ劣化した樹脂が表面を覆っていたのでしょうか。
磨き上げる時に使ったウエスには、劣化した黄色い粉末がびっしりと付いていました。
ヘッドライト内部の劣化までは対処できませんが、それでも12年乗ったとは思えない程にキレイなヘッドライトを取り戻すことが出来ました。
施工手順
ピカールでヘッドライトを磨く際の手順を解説します。
ヘッドライトを洗う
ヘッドライトに砂埃などが付着した状態で磨き始めると、ヘッドライトに細かな傷をつけてしまう原因にもなりかねません。
洗車するか、ヘッドライトだけでも洗って砂埃を落としてから施工を始めましょう。
ヘッドライトの周囲にマスキングする
研磨剤であるピカールがボディについてしまうと、塗装やコーティングにダメージを与えてしまう原因にもなります。
ヘッドライトを磨いている最中にボディまで研磨してしまう事を防ぐためにも、ヘッドライト周辺のマスキングは行いましょう。
とは言え基本的にピカールを布に付けての施工になるため、液が垂れたり飛び散る心配はありません。
ヘッドライトを磨いている最中に、磨いている手が当たってしまいそうな範囲にマスキングをすれば良いでしょう。
磨く
キレイな布などにピカールを付けて、ヘッドライトを磨き上げていきます。
私の場合、柔らかめで丁度いい布が無かったため、厚手のペーパータオルを使用しました。
数回擦っていると、ヘッドライトの黄ばんだ部分が剥がれて布に付着してきます。
布が汚れたらキレイな面で磨き直して…を2~3回繰り返して、レンズを磨き上げていきましょう。
ヘッドライトの研磨剤を洗い流す
ヘッドライトに研磨剤や薬品などが付着した状態で放置してしまうと、レンズを劣化させる原因になってしまいます。
ヘッドライトを磨き終わった後は、必ず洗っておくようにしましょう。
まとめ
ヘッドライトのレンズは紫外線や走行中の傷などで黄ばみや曇りが蓄積する
研磨剤のピカールでヘッドライトを磨くと黄ばみの除去が可能
施工は布などにピカールを付けて磨くだけ
目は口ほどにモノをいうとは言いますが、ヘッドライトのキレイさも車の印象を大きく左右します。
ピカールを使えば、市販のヘッドライトコーティング剤よりも安価に黄ばみを解消することが可能です。
ピカールはドアノブ等家の様々な金属部品の磨きにも使える優れもの。
使い道も多いので、コーティング剤のように余ってしまうことも少ないでしょう。
気軽にヘッドライトをキレイにできるピカール、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
この記事が少しでも、皆様のカーライフのお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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